新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/07/29時点)
7月29日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。
7月23日(木)~7月29日(水)は、海外からの帰国者12人の感染が確認されました。また、台湾国内での新規感染者数は108日連続で0人でした。
7月29日までの感染者数は累計467人(国内感染55、海外からの帰国者376、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7)で、441人は隔離解除となりました。
注意:画像の新規感染者数は、7月29日(定例記者会見をした日)が0人という表記です
出典:疾管家※2020/07/29LINE配信画像
※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。
台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。
yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情
https://news.campaign.yahoo.com.tw/2019-nCoV/index.php
海外団体旅行禁止期間を8/31まで延長
台湾交通部観光局は7月24日に、各国の新型コロナウイルスの感染状況を考慮し、海外への団体旅行と海外からの団体客の受け入れを禁止する措置について、8月31日まで再度延長することを発表しました。
この海外団体旅行の中止措置は、6月19日に発表された時点では7月31日までの延期とされていましたが、新型コロナウイルスの世界的な流行が今なお続いているため再度延長となりました。
台湾から帰国したタイ人 新型コロナウイルスの感染を確認
中央感染症指揮センターは7月27日に、台湾からタイに帰国した30代男性から新型コロナウイルスの感染を確認したと発表しました。
男性は2018年1月から仕事で台湾に滞在し、今年の7月21日にタイに帰国。翌日に下痢の症状が出ましたが、発熱または呼吸器症状、味覚・嗅覚異常の症状は出ていませんでした。
しかし25日にPCR検査を受けたところ、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
台湾滞在中の主な活動範囲は台湾北部の勤務先と宿舎で、男性と接触した人は189人いました。
宿舎で接触した18人は居家検疫(在宅検疫)の対象となり、そのうち1人が咳や鼻水の症状があり現在病院で隔離されています。職場での接触者は11人おり、全員症状が出ていないため自主健康管理の対象となりました。
残りの160人は同じ会社の職員で、全員症状が出ていません。その後29日に中央感染症指揮センターはPCR検査を受けた189人は全員陰性だったと発表し、現在タイ人男性の感染経路を調べています。
参考:衛生福利部疾病管制署より
参考:今日新聞より
上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。
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