新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/06/07時点)
更新日:2020年7月29日
6月7日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。
先週(6/1~6/7)は、海外からの帰国者1人の新たな感染が確認されましたが、台湾国内での感染は56日連続で0人でした。
7日までの感染者数は累計で443人(国内感染55、海外からの帰国者352、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7)で、そのうち430人は隔離解除となりました。
中央感染症指揮センターは引き続き国民に手洗いを心がけ、個人の衛生管理を遵守するよう呼びかけています。
ソーシャルディスタンスを保つことができない場合は、マスクの着用が必要です。海外から帰国する際、発熱または呼吸器症状が出ているなどの症状がある場合は、自ら空港や港の検疫スタッフに申告し防疫措置を取ります。
海外から台湾に入国した人は14日間の居家檢疫が義務付けられています。感染の疑いがある方は、衛生局や各県と市のサービスセンターに連絡し、公共交通機関は使用禁止になります。
また現在感染症が落ち着いているため、毎日行っていた中央感染症指揮センターによる記者会見は6月8日より週に一度になり、毎週水曜日の午後2時から行うことになりました。
出典:疾管家※2020/06/07LINE配信画像
※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。
台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。
yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情
学校のグラウンドを一般市民にも開放へ
台北市政府教育局は6月3日、新型コロナウイルス感染拡大の情況が落ち着いていることから、6月13日より一般市民に台北市立の小学校から高校のグランドなど屋外スペースを開放することを発表しました(平日、土日問わず)。
日本では防犯や生徒の安全面を考え、一般市民が校内に入ることを禁じている学校も多いですが、台湾では下校時間以降、誰でもグラウンドで運動をすることが可能です。
台北市以外については各自治体の決定により多少違いがありますが、基本的には台北市と同様の措置を取るようです。
参考:衛生福利部疾病管制署より
参考:中央社 CNAより
参考:台北市政府教育局
上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。
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