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台湾ではPCR検査はすぐに受けられるのか



新型コロナウイルス検査に用いられているPCR検査。日本では医師が新型コロナウイルス感染症を疑う場合に、各自治体と相談の上で検査を行っていますが、その検査基準や検査数について未だ議論が絶えません。今回は台湾がどのような基準を元にPCR検査を行っているのか紹介します。



衛生福利部(厚生労働省)が4月1日に発表した情報によると臨床条件、検査条件、流行病学条件の3つの観点から検査対象者を判断しています。



PCR検査条件

以下いづれかの条件を備えていること


  1. 臨床条件の1か2、さらに流行病学条件のいずれかが該当した人。

  2. 臨床条件の3に該当する人。


臨床条件

患者の訴える症状や医師の診断により、いづれかの条件を備えていること

  1. 熱が(≧38℃)か急性上気道感染もしくは嗅覚、味覚異常がある場合。

  2. 臨床、放射線診断もしくは病理学的肺炎が認められる場合。

  3. 明らかに海外渡航歴がないが、医師により肺炎の疑いが高い場合。


流行病学条件

発病の14日前以内に、いづれかの条件を備えていること

  1. 海外への渡航歴や居住歴がある,もしくは海外から発熱や上気道感染された人との接触がある。

  2. 症状が出ている極めて感染の可能性が高い人や感染確定者と濃厚接触があり、防護物なくその該当者の世話、接触をしたり、上気道分泌物或いは体液に直接接触した。

  3. 大人数の集まりに参加した。

台湾でも高熱や嗅覚味覚障害のみでは今のところPCR検査は受けられないようです。しかしながら、明確な検査基準があることは生活者にとって一つの安心にも繋がっています。


参考:衛生福利部疾病管制署ニュースリリース





上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。→お問い合わせフォームへ


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