台湾 新型コロナワクチン情報(優先対象者編)
更新日:2021年4月30日
台湾でも徐々に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっています。現時点で分かっているワクチン情報をお伝えします。
公費ワクチン 接種対象者と接種計画の優先順位
公費対象者は1,300万人です。ワクチンの供給はまだ限られているため、中央感染症指揮センターは、先行して接種が受けられる対象者を10個のカテゴリーに分けて、優先的に接種を進めることを発表しました。
接種の優先順位は以下の通りになります。
1. 医療従事者
2. 政府の防疫関係者
3. 高リスク、最前線の業務従事者
(航空会社乗務員、海上輸送船の船員、防疫タクシー運転手、防疫ホテルスタッフなど)
4. 特殊な事情による出国者
5. 社会秩序を維持する業務従事者(警察官、憲兵)
6. 社会福祉、介護施設の従事者、被介護者、スタッフ
7. 国家の安全を維持する業務従事者(軍人、軍事組織職員)
8. 65歳以上の高齢者
9. ハイリスク疾病、難病患者、重大疾病者
10. 50~64歳の成人
参考記事:
4月6日から医療関係者のワクチン接種始まる
中央感染指揮センターは、到着した新型コロナウイルスのワクチンを検査したのち、4月6日から接種計画優先順位1位の医療従事者、医療機関の非医療関係者(実習生、病院でのボランティア活動をしてる人、清掃員など)と、集中検疫センターの関係者等を対象にワクチン接種を始めると発表しました。
また、予防接種のしやすさを高めるために、当初計画していた87の予防接種施設に加えて、16の施設が追加されました。
参考記事:
4月12日から感染リスクの高い労働者のワクチン接種始まる
中央感染指揮センターは、新型コロナウイルスの予防を維持し、感染リスクの高い人々ができるだけ早く免疫をつけることができるようにするため、4月12日から接種計画優先順位2位、3位である政府の防疫関係者、高リスク・最前線の業務従事者を対象にワクチンの接種を開始すると発表しました。およそ125,000人が接種を受けることができる予定です。
<対象者>
・政府の防疫関係者(税関職員、航空保安職員、里長、機上救護員等含む)
・高リスク・最前線の業務従事者
航空会社の乗務員 / 国際海上輸送船の船員 / 航空会社の乗務員 / 国際海上輸送船の船員 / 防疫タクシーの運転手 / 在宅検疫を受ける入国者や新型コロナ患者が宿泊する防疫ホテルの現場で働く最前線のスタッフ
<接種会場>
4月14日以前にインフルエンザワクチンやその他ワクチンの接種経験がある病院を予防接種施設とし、4月15日に予約サービスを開始。4月16日から170の病院で接種ができるようになります。
<申し込み方法>
公費でのワクチン接種対象者は、衛生福利部疾病管制署のウェブサイトから予約します。ワクチンは複数回分が1つに包装されているため、無駄を減らすために予約時間に従い健康保険証やその他の身分証明書を持参して、時間通りにワクチンを接種することが必要です。
出典:疾管家※2021/4/16LINE配信画像
参考記事:
上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。
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