人気観光スポットの今 中山周辺編
今回は中山周辺の様子をお伝えします。
中山エリアは、リージェント台北、ホテルオークラなど日本人観光客のみなさんがよく利用するホテルやお洒落なカフェ、レストランがあります。
また、林森北路は、日本人駐在員や出張者の皆さんがよく利用される飲食店が多いエリアです。
国内旅行ブームの裏で苦戦しているのは…
台湾でも日本と同じように、外国人観光客がいなくなり影響を受けた業界は多いです。
中でも大きな影響が出ているのは、マッサージ屋さんではないかと思います。
飲食店やホテルなどは、家族連れや夏休み中の大学生などの利用増加に伴い、国内旅行ブームが起こるなど、以前のような活気が戻っています。
しかし、観光客に人気のあったマッサージ屋さんは、もともと台湾人の利用率が低いため、街を歩いていてもガラガラの店内を見ることが多くとても心配しています。
ガイドブックに必ず載っている有名な小籠包屋さんの様子はどうでしょうか?皆さんも気になっている頃だと思うので、様子を見に行ってきました。
1軒目は烏龍茶小籠包でも有名な「京鼎樓」さん。
7月の平日に行きましたが、夕食時でもお客さんは4組のみ。とても閑散としていました。
2軒目は有名茶屋から生まれた「金品茶樓」。
おいしい小籠包や質の高い台湾茶を楽しめる人気のお店ですが、新型コロナウイルスの影響を受け4/11~7/31まで臨時休業の張り紙が…7/31以降に訪問すると、8/31まで臨時休業が延長されていました。
京鼎樓は閑散とした様子が外から見ても分かります
店内はガラガラでした
お客さんが少なくても小籠包はバツグンにおいしい!
金品茶樓は看板もなぜか非表示の状態に
金品茶樓臨時休業のお知らせ
(画像は全てノマドスタッフ撮影)
日常が戻りつつある台湾
一方で、カフェやレストランはとにかく人が溢れています。台湾人は外食文化が根付いていますし、休日をお洒落なカフェで過ごす楽しむ人も多いため、カフェであっても予約は当たり前。
取材を行った7月時点でも週末になると、中山エリアでカフェを探すと最低でも5,6軒は回らないと空いているお店は見つかりませんでした。
三越前ではコロナ以前の賑わいが見られる
画像:ノマドスタッフ撮影
夜の街のイメージが強い林森北路はどうでしょうか。
そう、このエリアは夜のイメージがあり、バーや居酒屋など日本人客を対象としたお店も多くありますが、お酒をあまり飲まない私は最初の数年はご縁がありませんでした。
ですが最近ではお気に入りの場所になりつつあります。
行き始めて分かったのですが、屋台のようなお店から高級店まで幅広い分野のお店が揃っています。
日本料理や台湾料理以外にも世界各国のグルメが楽しめて、どこのお店に入ってもあまりハズレがありません!
お昼に営業しているお店もあるため、昼食に利用する台湾人も比較的多いです。
行列のできているお店も多いですし、私が最近行ったお店はほぼ満席でした。
しかし、以前はこのエリアを夜歩くと日本人に遭遇する率が非常に高かったのですが、いまはだいぶ減ったように感じます。
林森北路エリア
以前よりも通りですれ違う人は減ったが、お店は活気を取り戻しつつある
画像:ノマドスタッフ撮影
記事担当者:台湾ノマドYより
新型コロナウイルスが比較的落ち着いている台湾では、記事のように週末になるとカフェは人だらけ。チェーン店もありますが、個人が経営しているおしゃれなカフェや個性的なお店が人気です。ノマドニュースでも最近、ノマドスタッフおすすめのお店情報をまとめたマップつくったので、良かったらそちらものぞいてみてください。
「ノマドの台湾ガイド」→https://bit.ly/2Qfhw3X
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▼ノマド 台北女子社員日記
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