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台湾 新型コロナワクチン情報(取扱いワクチン編)

更新日:2021年4月30日

台湾でも徐々に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まっています。現時点で分かっているワクチン情報をお伝えします。



台湾で接種されるワクチン

台湾は3つのルートを通じて、約3,000万回分のワクチンを確保しています。


1)COVAXによって割り当てられたワクチン…476万回分 2)製薬会社から購入したワクチン…1,505万回分 3)事前に購入した国内ワクチン約…1,000万回分


1)COVAXによって割り当てられたワクチン

COVAXとは、世界保健機関(WHO)などが主導する新型コロナウイルスワクチンを共同購入して、公平に分配する国際的な枠組みです。476万回分のうち、102万回分が英製薬大手のアストラゼネカ社製から購入したワクチンです。4月4日に第一弾として、19.9万回分のワクチンが到着しました。

残りの374万回分のワクチンは、ファイザー社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社、ノヴァヴァックス社のものが分配される予定です。


2)製薬会社から購入したワクチン

台湾独自での海外から購入したワクチンは下記の2種になります。

〇アストラゼネカ社製AZワクチン1,000万回分

当初は5月~6月頃に到着すると予想されていましたが、3月3日に第一陣の117,000回分のワクチンが到着しました。


〇モデルナ社製Modernaワクチン505万回分

5~6月頃に22都市に配送され保管される予定です。


3)国内ワクチン

国内ワクチンは國光生技、高端疫苗、聯亞生技の3つの製薬会社で製造されます。現在政府は、そのうちの一社と計1000万回分のワクチンを購入するための契約を締結しています。



参考記事:



上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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