4月5月の国際線定期便就航状況
5月15日に台北市・新北市の警戒レベルがステージ3に引き上げられ、その後、5月19日には台湾全土に拡大されました。現在、新規感染者数は当初より大幅に減少しているものの、デルタ株が確認されたこともあり入国規制はますます厳しくなっています。
それでは4月5月の国際線定期便就航状況を見てみましょう。
4月海外からの入国者数
中国:956人
香港、マカオ:671人
上記以外の外国人:15,885人
5月海外からの入国者数
中国:674人
香港、マカオ:503人
上記以外の外国人:9,162人
海外および台湾国内の新型コロナ感染拡大を受け5月19日から居留ビザを持たない外国人の入国、乗り継ぎの受け入れが停止となったこともあり、5月は便数・搭乗者数ともに減少しました。
すべての入国者が防疫ホテル滞在へ
台湾では6月26日に国内で初のデルタ株確認をして以来、入国規制が日に日に厳しくなっています。
6月26日中央感染症指揮センターは、デルタ株の確認を受けてすべての入国者が防疫ホテルまたは集中検疫所で14日間の隔離を受ける必要があると発表しました。これまで、ひとり暮らしをしている人は自宅検疫が可能でしたが、これにより指定場所で隔離を受ける必要があります。
また、デルタ株の感染が確認された高リスクと判断するブラジル、インド、イギリス、ペルー、イスラエル、インドネシア、バングラデシュの7ヵ国以外からの入国者は自己負担で、防疫ホテルか集中検疫所で隔離を受ける必要があると発表しました。翌日27日は、高リスク7ヵ国からの入国者は公費で指定の防疫車で集中検疫所に入り、7ヵ国以外からの入国者は自身で運転もしくは自己負担で指定防疫車に乗り防疫旅館か集中検疫所で隔離を受けることを発表しました。
参考:
記事担当者台湾ノマドYより
これまで一人暮らしをしている人は自宅検疫ができていたので防疫ホテル代がかからなかったのですが、今後は防疫ホテル代だけで4万元以上かかるとなると、在台日本人の日本への一時帰国が一層難しくなっています。
上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。
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