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台湾の学校 コロナでオンライン授業に

更新日:2021年6月11日

台湾では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、5月15日に台北市と新北市、さらに5月19日には台湾全土の警戒レベルを3に引き上げることを発表しました。これにより、台湾でも外出自粛や在宅勤務が取り入れられるなど、日常生活に変化が出てきました。今回は台湾スタッフから届いた台湾の教育現場の様子をお伝えします。



5月18日よりオンライン授業が始まる

新北市では5月18日から全ての教育機関が休校となり、自宅でのオンライン学習に切り替わりました。小学生の子供を持つ台湾スタッフの家庭では、17日の夜に、担任の先生からGoogle meetingを使って授業を行うと連絡があり、アプリをダウンロードしました。しかし、多くの学校が同じようにGoogle meetingを導入していたために、アプリがダウンロードできなかったり、どのように授業を進めるのかが決まらず、先生も混乱状態でした。



授業初日は親子でバタバタするも…

授業当日はパソコンがないため、携帯画面の前で待機をしていましたが、開始時間になってもうまく接続ができませんでした。

しばらく授業に入れない状態になってしまいましたが、授業をすすめている最中でも担任の先生が、合間をみてなぜ入れないのかをていねいに調べてくれたりして、やっと授業に入れました。


入ってみると、初日の授業に参加できていた生徒は、クラスの半分くらいしかいませんでした。共働きが多い台湾で、おじいちゃん、おばあちゃんが子供を見ている家庭にとっては、なかなかハ一ドルの高い授業です。


混乱の1日目もおわり、翌日も少し混乱は見られたものの、3日目には、ほとんどの生徒が授業に参加できていました。

授業は、Google meetingを使い、授業の管理は、classroomというアプリで管理しています。宿題も毎日あり、宿題部分を写真に撮って共有フォルダーに取り込んで提出。翌日答え合わせをするというなかなかハイテクな仕組みです。

子供達も随分慣れてきたようで、画面から先生や、お友達に会えて嬉しそうでした。また、普段見ることができない授業風景を見られて、親にとっても貴重な経験です。



記事担当者:台湾ノマドFより

警戒レベル3の延長に合わせて、オンライン授業も6月14日まで延長が確定しています。学校の先生にはネット環境を整えてくださいと言われていたり、幼稚園でもオンライン授業が始まると連絡があり、我が家でもパソコンを購入せねばと準備中です!



【お知らせ】

台湾の毎日の感染者数はノマドニュースのTwitterで発表しています。こちらもぜひチェックしてみてください。



上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


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