新型コロナ以来 台湾初の旅行展が開催!
7月17日(金)~20日(月)、世界貿易センター一館(世貿一館)にて、「台北国際夏季旅行展」が開催。まずはコチラの映像をご覧ください!
映像:ノマドスタッフ撮影
いつもの旅行展が返って来ました!
6月7日より台湾政府がイベントの緩和を段階的に取り組む中で、台北国際夏季旅行展は初の大型旅行展となり、初日から大いに盛り上がりを見せました。今回は会場内で行っていた防疫対策や展示会の様子をお伝えします。
4日間で下記4つの展示会が一会場で同時開催されました。昨年も以下と同じ4つの展示会が同時開催しています。チケットを購入すると4つの展示会すべて回ることができます。
・台北國際夏季旅展(台北国際夏季旅行展)
・台北國際素食養生・健康促進展(台北国際ベジタリアン・健康展)
・台灣伴手禮觀光特產展(台湾手土産観光特産展)
・茶藝博覽會(茶芸展覧会)
開催日:2020/07/17~2020/07/20(小学生以下の入場も可)
出展時間:10:00 ~18:00
入場料:90元(共通チケット)
主催:揆眾展覽事業股份有限公司、啟示整合行銷團隊
■来場者数(主催者回答)
7/17…42,300人
7/18…74,600人
7/19…83,600人
7/20…51,500人
合計…252,000人
防疫対策については、前回紹介した文具展などの様子と大きな違いはなかったものの、マスクをしていない人が前回より多く見られ少し規制が緩いようにも感じました。
国内感染者が100日以上0人でも防疫は徹底
今回の展示会でも実聯制(実連制)を行っていました。台湾では展示会参加者から感染者が出た場合に、濃厚接触者をすぐに追跡できるよう備えています。
事前に会員登録を済ませてチケットを購入した人は、購入時に受け取ったQRコードを入り口で見せればすぐに入場できます。会員登録をせずにチケットを購入した人は、以下のいずれかの方法で入場します。
①身份證(※日本のマイナンバーカードに相当)を提示し、スタッフが身份證のバーコードを読み取る
②入り口にある調査表に個人情報等を記入する
③WEB上の実連制アンケートに答える
このほかに入り口では検温(37.5度以上は入場不可)もあります。消毒液も入り口に設置されていますが、現在は強制ではありません。
入口すぐのところには自動消毒スプレーを完備(写真:ノマドスタッフ撮影)
実聯制入場方法の告知。QRコードを読み取り登録する(写真:ノマドスタッフ撮影)
実聯制の登録を済ませた人から検温を行い入場(写真:ノマドスタッフ撮影)
会場内はマスクをしてソーシャルディスタンスを保ちましょうというアナウンスあり(写真:ノマドスタッフ撮影)
出展者数減少も旅行展はコロナ禍の影響はなし!?
今年の台北国際夏季旅行展は出展者数約200社のうち、海外出展者は中国エリアと日本の3社(鳥取県、遊日盟族、遊日本)のみでした。
昨年は出展者数が約400社あり、そのうち会場の約1/3を中国エリアが占めていましたが、今年は大幅に縮小され、旅行展全体の会場使用面積も約2/3に縮小されていました。
しかし、全体の来場者数を見ると昨年は約24万4千人に対し、今年は25万2千人*と増加しています!
台北国際夏季旅行展は、もともと台湾国内の出展者がメインの旅行展ですが、海外に出国できない今、代わりに国内旅行熱が高まり、さらに夏休みが始まったことでお得なプランや情報を求めて来場した方がたくさんいました。台湾国内旅行ブームを感じさせる数字ですね!
※4つの展示会の合計人数
展示会配置図/メインステージ日程表(画像:台北国際夏季旅行展HPより)
鳥取県ブース(写真:ノマドスタッフ撮影)
遊日盟族ブース(写真:ノマドスタッフ撮影)
遊日本ブース(写真:ノマドスタッフ撮影)
中国ブース(写真:ノマドスタッフ撮影)
出展者数の減少で空きスペースが目立った(写真:ノマドスタッフ撮影)
初日の来場者は4万人!
初日の13時頃に入場したのですが、すごい人でした。
平日なのでお客さんは少ないと予想していましたが、メイン通路は歩くのも困難なほどです。
夏休みに入り、小中学生らしいお子さんを連れたご家族で大にぎわいでした!
毎年秋に開催される台湾国際旅展(ITF)などで目にする、ブース内ステージのイベントも行われ、大きな声を出しながら盛り上がりを見せていました。また、ゆるキャラたちも久しぶりに大活躍でした。
平日の午後にもかかわらずこの賑わい(写真:ノマドスタッフ撮影)
国内旅行ブームで注目を集める宜蘭は今展示会で最も大きなブースでした(写真:ノマドスタッフ撮影)
メインステージパフォーマンスも行われた(写真は遊日盟族ブース)
ブース内ステージの様子(映像:ノマドスタッフ撮影)
記事担当者:台湾ノマドYより
大きな声でブース前イベントを行う光景など、久しぶりに旅行展の活気を感じることができました。また、コロナの影響で渡航が厳しいいま、中国ブースではAR(拡張現実)を使って観光地を旅するブースが登場するなど、PR方法にも工夫が見られました。
写真で台湾!Instagramにて公開中
▼ノマド 台北女子社員日記
台湾勤務の台日スタッフが、日々の暮らしの中からディープな台湾を発信しています。
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