top of page

新型コロナウイルス台湾国内感染状況(2020/07/22時点)


7月22日に発表された台湾国内の新型コロナウイルス感染状況をお伝えします。

7月16日(木)から7月22日(水)は、海外からの帰国者4人の感染が確認されました。また、台湾国内での感染は101日連続で0人でした。

7月22日までの感染者数は累計455人(国内感染55、海外からの帰国者364、敦睦艦隊の乗組員36、死亡者7)で、440人は隔離解除となりました。


注意:画像の新規感染者数は、7月22日(定例記者会見をした日)が0人という表記です 

出典:疾管家※2020/07/22LINE配信画像


※疾管家とは衛生福利部が発信するLINEの公式アカウントで、新型コロナウイルスに関する最新情報を発信しています。

台湾国内の最新の感染状況分布図は以下よりご確認いただけます。


yahoo!新聞 新冠肺炎全球疫情

https://news.campaign.yahoo.com.tw/2019-nCoV/index.php


■低度感染リスクまたは低・中度感染リスクの国・地域のリスト(2020/07/22時点)


中央感染症指揮センターは22日に感染リスクの地域リストを更新しました。

中低度感染リスクの国・地域に指定されていた香港とオーストラリアは、新規感染者が増えていることを考慮し、リストから除外されました。これにより両国は、ビジネス目的で短期滞在する人の在宅検疫期間の短縮申請ができなくなります。

日本は中程度感染リスクの国・地域に留まりました。


【低度感染リスクの国・地域】

ニュージーランド、マカオ、パラオ、フィジー、ブルネイ、ベトナム、タイ、モンゴル、ブータン、ラオス、カンボジア、ミャンマー


【中低度感染リスクの国・地域】

日本、韓国、マレーシア、シンガポール、スリランカ


※7/22現在。このリストは2週間に一度更新される予定です。

(今回は香港とオーストラリアの感染が増えたため、急遽更新されました)


※在宅検疫期間の短縮については当ブログ、“ビジネス目的の短期滞在、条件付きで在宅検疫期間を短縮へ”をご確認ください。→ https://bit.ly/3fBjRkB


■8/1より条件付きで外国人の来台治療が可能に


新型コロナウイルスの感染拡大のため、台湾政府は3月19日より外国人の出入国制限を行い、一部の外国人が台湾で治療を受けることができなくなりました。

しかし、中央感染症指揮センターは現在国内の感染状況が安定していることから、「Taiwan can help, and Taiwan is helping!」の理念を継続するため、健康診断と美容医療を除いた来台治療を行うための台湾入国を8月1日より条件付きで許可すると発表しました。

出典:疾管家※2020/07/22LINE配信画像


<申請資格>

1.以前から台湾で治療を受けている人や、これから台湾で治療する予定がある人

(治療の項目は主に移植手術、ガンの治療などです)

2.治療を希望する外国人の配偶者または三等親の2名まで同伴可能で、必要があるときは1名の居住地国の医療従事者または介護者も同行可能です。


<提出必須書類>

1.医療保険証明:医療保険料30,000米ドル以上または残高証明書

2.検疫誓約書:台湾の検疫措置を守ること、在台中に発生する全ての費用を自己負担する内容

3.入国健康証明:搭乗の3日以内に受けた新型コロナウイルス検査の陰性証明書(英語版)



<治療する予定の医療機関への提出必須書類>

1.防疫計画書:患者の検疫と検査などの応対措置を手配

(例えば、居家検疫(在宅検疫)の場所、移動方法、感染症確認の措置など)

2.医療計画書:治療のフローと説明


事前申請をした方は、チェックインする際に航空会社のスタッフに搭乗の3日以内に受けた英語版の新型コロナウイルス検査の陰性証明書を提出し、また飛行機に乗る際にはマスクの着用が必須です。

入国後も14日間の居家検疫(在宅検疫)が義務付けられています。検疫が終わり再度検査を受け検査報告が陰性の場合、すぐに治療を開始できます。


緊急性の高い方は、治療予定の医療機関が手配を行い入院先でPCR検査を受けます。陰性の場合は、すぐに治療を開始できます。また、14日間の検疫中は新型コロナウイルス感染症の疑似症例に準じて入院の対応をします。


参考:衛生福利部疾病管制署より




上記の情報は台湾政府や台湾の報道機関等が発信した情報を弊社で翻訳して日本の方にお伝えしているものです。誤訳や分かりにくい点がありましたら、順次、修正していきますので、こちらからご連絡ください。


最新記事

すべて表示

留言


bottom of page